上達の道はプロの演奏を見て聞くこと!参考になるドラマーをご紹介②

Vox-yオンライン音楽教室 ドラム講師のヒガシです。


前に上達の道はプロの演奏を見て聞くこと!参考になるドラマーをご紹介という記事を書きましたが今回はそれの第二弾を書こうかなと思います。


世界にはさまざまなプレイスタイルのドラマーがいて「これが正解だ!」ということはなかなか言えないんですが僕がいままで見てきた中でこれは参考になるなというプレイヤーを紹介していきます。


最近は世界的な情勢もあって海外ミュージシャンが国内に来れないのでせめて動画だけでも見て皆さんの上達の手助けになればと思います。


目次


1.Stewart Copeland

2.Pat Torpey

3.Phil Rudd

4.TOMMY LEE

まとめ

 

1.Stewart Copeland



僕はこの動画を見てドラマーになろうと思いました。


Stewart Copelandはイギリスのロックバンド、The Policeのドラマーです。

The Policeは3ピースバンドながらその圧倒的なドライブ感と音の上手い使い方で三人とは思えないバンドの音圧を出しています。


彼のドラミングの特徴はまず左手がレギュラーグリップという所ですよね。

ジャズドラマーとかには多い持ち方ですがロックバンドでこれをやる人は当時で考えるととても少なかったと思います。

しかもそれで繊細に叩くわけでもなくめちゃくちゃにぶっ叩きますからね。


スネアも超ハイピッチです。

これでもかというくらいチューニングを高めにしてカンカン鳴らしています。

昔の映像を見るとさらにタオルでギチギチにしてミュートしているので音へのこだわりは相当あったんでしょうね。


正直な話、バカほどのテクニックがあるわけでもないし途中結構ミスしている部分もあるんですけどそういう話じゃないんですよね。

前に彼が新しくやったバンド【ギズモドローム】のライブを見に行ったんですよ。


その時コープランドはギターを持って歌っていてドラムはサポートの方が叩いていました。

それはそれで聞いていて何も不満はなかったんですけど途中でコープランドにドラムが代わった瞬間空気が変わったんですよ。

バンドのドライブ感が一気に変わって聞いているお客さんの熱量も圧倒的に高まったんです。


これは彼が有名だからという話ではなくて明らかにそのドラミングで全てが変わったんですよ。

彼の持つビート感が全てを支配した瞬間でした。


テクニックはあればあるだけ武器が増えていくのでいいことだと思います。

しかしそこに固執してしまうと大切なビート感などが疎かになってしまう可能性もあるので

その二つを両立して練習していこうと僕も身に染みて感じました。


まぁその支配力がありすぎて昔の映像とかでは曲が速くなりすぎてスティングに怒られたりしてましたけどね…笑



 

2.Pat Torpey



今は亡き伝説のロックドラマーです。

有名なところだとB'zのサポートもやったりしてましたね。


MR.BIGというバンドで叩いていました。

僕が大好きな超絶ロックバンドです。


僕は基本的にビート感が格好いいドラマーが好きなのですがその中でも彼のパワフルでスピード感のあるプレイは最高だと思います。

ギターのPaul GilbertとベースのBilly Sheehanが超絶技巧の早業で魅していく中彼は淡々と重いビートを叩き続けます。


ドラムはバンドの屋台骨です。

他が目立つ時は余計なことをせず支えに徹する。仕事人ですね。


しかしだからといって技術が無いわけではなくその淡々としたビートの中に唸るようなプレイを出してきます。

上の動画のプレイを見るとわかりますよね。


ツーバスをシャッフルで踏むって相当難しいんですよ。

しかもそれを安定して踏むのだからめちゃくちゃ練習したんでしょう。


生音も相当デカかったでしょう。

一発一発の重さが桁違いです。

これだけ叩いてもらえると上に乗っかる楽器は安心して弾けますよね。羨ましいです。


まずはビートから鍛えていってその後にテクニックを磨く。

僕はその方が他の演奏者に喜ばれるドラマーになれると思っています。

テクニックを魅せるのはソロの時でいいんですよ。



 

3.Phil Rudd



余計なことをしないドラマーのランキングを作ったら彼がきっと一位になるでしょう。

そもそもソロの映像なんて存在しません笑


伝説的なライブバンド【AC/DC】のドラマーです。

もう格好いいの一言ですね。

ここまでの人数を沸かせることのできるバンドっていったいどのくらいいるのでしょうか?


このバンドは基本的にボーカルとリードギターが目立ちます。

リズムギターとドラムとベースはほぼほぼ目立ちません

たまに前に出てきてコーラスをするくらいでそれ以外は淡々と弾いています。


その代わりボーカルとリードギターはこれでもかというくらいに目立ちます。

うまく役割分担ができていますよね。ちょっと極端だけど笑


Phil Ruddは8ビートしか知らないのかな?と思ってしまうくらいとにかく8ビートで押していきます。

足も複雑なパターンはやりません。基本一つ打ち。

早いダブルなんてのもやりません。なんてシンプル。


ただその代わり一発の重さはとてつもありません。

プレイを見てみると左手がめちゃめちゃ上まで上がっていますよね。

そこから振り落とされる一発が重いというのは想像に難く無いでしょう。


これなかなか最初はできないんですよ。

ここまで上げてしまうとその分早くふりおとさなければならないのでビート感が崩れがちになってしまいます。

ただ落とすだけではなくてスピードも大事です。

しかもその衝撃も全て手に伝わってくるのでなかなかの力がないとこんなの何時間も叩き続けられませんよね。